2015年11月27日金曜日

第114回 定例研修会の報告です。

 第114回 定例研修会は、11月14日(土)に県電ホールで行われました。

34名の参加者が集まり、「より効果的なアセスメントをめざして~」
第1部 各施設におけるアセスメントの実際
     都城新生病院・県南病院
     古賀総合病院・髙宮病院
第2部 効果的なアセスメントのポイント
     講師:瀬戸口隆人先生(SST認定講師)    のプログラムでした。

 第1部 では、各病院が詳細な資料を用意されて、アセスメントのためにどのような工夫をされているか、また、課題についてわかりやすく説明されました。その後、出された課題についてフロアの皆さんからの意見を聞きました。
 アセスメントの評価用紙や目標設定のための用紙、患者さんに提示するイラストが描かれた用紙などの資料も用意され、さすがSSTをされているみなさんだと思いました。

     
 
 第2部 では、認定講師の瀬戸口先生が、セッション中に、リーダー、コリーダーがアセスメントしながらセッションを進めていく工夫について実際のセッションを進めながらわかりやすく教えていただきました。立ち位置や焦点を当てるべきポイントなどもわかり、実際のSSTセッションにすぐに役立つ内容でした。
 
 第1部はセッション前のアセスメントだったのに対して、第2部ではセッション中のアセスメントで、「SSTはアセスメントに始まってアセスメントに終わる」の言葉を実感できた内容だったのではないでしょうか。
 

 発表された病院の皆様、事務局の吉田病院の皆様、忙しい中資料や会場などの準備もしてくださりありがとうございました。

 次回はいよいよ今年度最後の研修会です。2月27日(土)に鹿児島大学の小山徹平先生をお迎えしての大研修会となります。楽しみ~ですね。